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エッセンシャルオイル(精油)が、体にどうやって働きかけるの?
●エッセンシャルオイルの働きとは?
エッセンシャルオイルは、
ただ落ち着いたり、すーっとした気分にさせてくれて…というものでは、ありません。
エッセンシャルオイルの香り成分は、
ちゃんと、私たちの体内に入り込んで、しっかり働きかけてくれているので、
心身にいろんな変化や効果を、もたらしてくれます。
このようなエッセンシャルオイルが、体に働きかけてくれるシステムは3つあります。
1.鼻から脳へ
2.皮膚から全身へ
3.鼻から肺、そして全身へ
それでは、1つづつ詳しくみていきましょう。
エッセンシャルオイルの香り成分は、空気を漂って、鼻に入り込み、
鼻の奥上にある、嗅上皮(きゅうじょうひ)と呼ばれるところから、
電気信号に変換して、神経を介して、
大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)に、そのメッセージを送り届けます。
大脳辺縁系は、感情や本能をつかさどっており、
さらにその中にある、記憶を司る海馬(かいば)や、
ホルモン系・自律神経系・免疫系をつかさどる、視床下部(ししょうかぶ)や、
脳下垂体(のうかすいたい)などにも、影響を与えます。
2.皮膚から全身へ
皮膚は、体内の老廃物を排出したり、酸素や栄養を取り込む役目以外にも、
ウイルスや菌・異物などから、からだを守るためのとしての、バリアの役割があります。
そのため、皮膚は、なかなか物質を通さないのですが、
エッセンシャルオイルは、小さな分子構造を持っている上に、
皮脂の脂性分と、なじみやすい性質を持っているので、
皮膚の毛穴や汗腺、皮膚表面の角質層から浸透して、
血管やリンパ液に入り込んで、全身を駆け巡って、からだの、各細胞に届けられます。
鼻からエッセンシャルオイルを嗅いだとき、
1.の鼻奥の嗅上皮に届かなかった香り分子は、鼻から気管支、肺に入り込みます。
肺は、呼吸したときに入って来た酸素を、血液に送り込む器官です。
香りもそのルートに乗って、
肺の壁から、毛細血管の血液に入り込んで、全身を巡ります。
(アロマ初心者・ハイジ)
なんか、難しい言葉が多いですね。(^_^;)
でも、エッセンシャルオイルの香りをかぐだけで、
ホルモンや自律神経を調えてくれたり、免疫力がアップするんですね。
改めて、エッセンシャルオイルって、すごいなぁ。(笑)
(アロマセラピスト・梓惺)
今は、こころからくる病気が多いので、心療内科や、
また、ホルモンを調えることも、エッセンシャルオイルは得意なので、
産婦人科など、医療の現場でも使われてるんですよ。
(アロマ初心者・ハイジ)
でもアロマテラピーは、
ルールさえ守れば、普段使いとして気軽にできるんですよね?
はじめてなので、むずかしそうに思ってしまって…。(^_^;)
(アロマセラピスト・梓惺)
もちろん、大丈夫です!
「アロマテラピーで病気知らず!」、とまではいかなくても、
少し調子が良くないな・・・というとき、とっても活躍してくれますよ。
(アロマ初心者・ハイジ)
100%天然のエッセンシャルオイルですが、どんな風につくられているのですか?
(アロマセラピスト・梓惺)
それでは、エッセンシャルオイルの作り方を、お話していきますね。
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