[質問] アロマテラピーには、どんな効果があるの?
エッセンシャルオイルの小瓶から漂う、いい香りを深呼吸して、
ゆったり・のんびり・リラックス♪
それだけだと思われがちな、アロマテラピーですが、
エッセンシャルオイルの芳香成分は、目には見えないところで、
しっかりダイレクト&パワフルに、
私たちのからだとこころに、働きかけてくれています。
アロマテラピーには、大きく分けて、このような効果があります。
それでは、1つづつ、とりあげてみましょう♪
私たちは、生きるために必要な、からだのシステムが備わっていて、
意識しなくても、呼吸や体温調節や、消化活動・ホルモン分泌など、
さまざまに、そして自動的に行われています。
エッセンシャルオイルを嗅ぐと、芳香成分は鼻に入り、
電気信号で変換されて、大脳辺縁系といわれるところに届きます。
さらに視床下部・脳下垂体という、
上記の生理作用を、つかさどっている場所に伝わることにより、
自律神経や、免疫・ホルモンの調和をとってくれます。
ストレス社会と呼ばれる現在、大きなストレスを受けると、
眠れなくなったり、胃がいたくなったり、息苦しくなったりなど、
体調に変化があらわれることって、日常的ですよね。
エッセンシャルオイルの芳香成分は、
脳に合図を送ることによって、こうしたトラブルを調えるのが、得意なのです。
「治す(なおす)」のではなく、「調える(ととのえる)」のです。
自分の大好きな香りを嗅ぐと、
それまでネガティヴだった気持ちを、いきなり落ち着かせてくれたり、
やる気にさせてくれたりなど、変化が起こります。
また忘れていた記憶が、一気に蘇ることもあります。
1.でも記したように、大脳辺縁系へ届くわけですが、
そこは、感情や本能・記憶をつかさどる場所なのです。
だから、気持ちの変化が起こったり、記憶が浮かび上がったりするのです。
私たちは生まれてから、死ぬまでずっと、
呼吸・睡眠・心臓の拍動・月経・排泄などのリズムを刻んでいます。
このリズムがあってこそ、外の環境変化にスピーディーに対応できるので、
生命の維持が、スムーズに行えます。
でも科学技術が進歩した今、便利になった反面、
生体リズムが狂って、不眠やうつ、
消化や月経のトラブルなどを持たれる方が、いきなり増えました。
エッセンシャルオイルは、
私たちが、もともと備わっていたリズムを呼び覚まして調えてくれます。
100種類以上の化学物質の混合物が含まれている、「エッセンシャルオイル」。
これらは、植物自身がつくりだした貴重なもので、さまざまな作用を及ぼします。
殺菌・抗菌・抗ウイルスなどの、消毒・抗菌作用、
炎症を鎮めてくれる、消炎作用、
痛みを和らげたり、鎮める、鎮痛作用、
その他にも、咳を落ち着かせてくれたり、排泄を促したり、
ホルモンや消化・食欲のバランスをとってくれたりと、さまざまです。
いかがですか?
小さい瓶に入った、「かわいいやつ♪(笑)」と、あなどるなかれ、
エッセンシャルオイルは、ほんとうに、はたらき者なのです。
「病は気から」と言われますが、
こころとからだに、しっかりアプローチするアロマテラピーは、
今はリラクセーションのみならず、医療の現場でも活躍しています。
そんな、いろいろな効果のある「アロマテラピー」、
あなたも、おうちで楽しんでみませんか?
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
(ハイジ)
思っていたより、アロマテラピーは、いろんな効果が体にあらわれるんですね。(驚)
ちょっぴり、あなどっていました。(笑)
初めてアロマテラピーをするので、よくわからないんですけど、
何か、気をつけることってあるのですか?
(梓惺)
それでは、アロマテラピーの注意点について、少しお話していきますね。